ふるさと古寺巡礼 ―印旛・香取、古寺名刹の世界―

ふるさと古寺巡礼 ―印旛・香取、古寺名刹の世界―

不動明王のお庭―成田山に通い、いただいた写真とご縁―

成田山に通い、写真を撮り、その魅力に迫りたい。国指定重文の仁王門、三重塔、釈迦堂、額堂、光明堂。そして平和大塔や祇園祭。そこでの撮影の日々が、このサイトに結実しました。

日本一の参詣客を誇る成田山新勝寺。その歴史は弘法大師空海が薬子の乱の後、後世の平和に期する霊仏として不動明王を敬刻したことから始まります。後に将門の乱が起こると、朝廷は、その不動明王に平和の回復を託しました。

成田山の隆盛は、弘法大師は、何故、不動明王に平和をもたらす力があると考えたのか、その問いの答えでもあると思います。大師は、不動明王には民衆を引きつける力がある、不動明王への民衆の強い信仰は、平和のための力になると、見抜いたのだと思います。

北は北海道から南は沖縄まで別院、分院を擁する成田山。九州の男性は「不動明王と言えば成田山だ。死ぬまでに一度は成田山にお参りしたい」という母親の話をしてくれました。日本人の、不動明王の聖地、成田山。大型カメラで堂塔、境内の撮影を続け、写真展を重ねるうちに、こう思うようになりました。

成田山は、不動明王のお庭である、と。

本サイトの撮影は成田山新勝寺様の許可をいただいて行っています。

成田山新勝寺 ―その美と世界―

本サイトは、大型カメラを中心とした写真撮影によつて成田山の特別な表情、風景を追い求め、写し止め、作成したものです。