源頼朝の母堂、北堂二位の尼君の主本尊であった如意輪観音。尼君逝去の際に国一禅師に与えられました。鎌倉騒乱の折に禅師が本尊を背負って下総に逃れ、この地に一宇を建立したのが始まりとされています。ただ、寺伝では、その以前、建歴二(1212)年の創建としています。安産、子育ての観音様と親しまれ、寺宝に大隈重信公の母堂が安産御礼として奉納した曼荼羅があります。紅葉が美しく、平成29年に訪れ、撮影しました。
瑞栄山楽満寺
創建 建歴二(1212)年
本尊 如意輪観音 臨済宗妙心寺派
平成29年11月25日、27日、31日撮影
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