三重塔「夕照の龍」

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撮影・平成11年6月1日
210㎜F5.6 F16 2/3 1/4秒 EPP
210㎜F5.6 F16 2/3 1/4秒 EPP
撮影ノート
良く晴れた日の夕方、太陽が傾いてくると、三重の塔はまばゆいばかりに輝きはじめます。参拝客ばかりでなく、お坊様も見とれていることがあります。私も毎年通っては、新しい構図はないか、眺めていました。
夕日の三重の塔を最初に撮影してから4年目のことです。斜め側面から眺めながら、アオリの形を考えていた私は、突然構図が閃き、急いで三脚をセットしました。それが、この写真です。
これは、単なる構図ということでなく、アオリ操作によってはじめて得られる絵の作り方に気がついたのでした。四年目にしての閃きに、大いに興奮しながらの撮影でした。