仁王門「唐破風、見上げ」

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90㎜F6.8 EPP その他データーなし
撮影ノート
仁王門は本堂に向かう石段の中段にあり、太陽光線のあたる時間が短い場所にあります。そのためになかなか良いシャッターチャンスにめぐまれませんでした。そこで、冬の、一番太陽の低い時期に行けば、唐破風から獅子に日射しが差し込むのではないか、と考えました。
12月の晴れた午後、狙いは的中しました。カメラを低くセットして頭上の灯籠を入れると、空いた右下の隅には植木が入ってくれました。4×5判としては最も初期の作品です。